OASISオアシス
| 名 称 | OASIS(オアシス) |
|---|---|
| 会 期 | 大阪 毎年5月下旬 海外展 毎年4〜7月頃 |
| 会 場 | 大阪 OBPツイン21アトリウム (大阪・京橋) 海外展 開催国によって変更 |
| 主 催 | オアシス実行委員会 |
1996年5月、緑あふれる大阪ビジネスパーク(OBP)の「ツイン21」(本会場)において「第1回OASIS」が開催された。この第1回展は、大阪市やイタリア領事館の後援、関西各方面の文化人から構成されるOASIS実行委員会の主催、そして株式会社麗人社の運営によって実現された。
開催のきっかけは、1990年代初頭に隆盛を極めた画商参加型のアートフェアがバブル経済崩壊後に勢いを失い、その対岸で「虎の威を借る」ように存在した芸術家参加型のアートフェアが消えた事。販売、取引のみが目的の前者に対し、多くの芸術家は公募展などと一線を画した個展やグループ展ではない作品発表の場、個人が参加できる大型展覧会として、後者のアートフェアを捉えていたのであり、自分の作品が公募展以上に多くの大衆の眼に触れる機会を切望していた。参加者が負担するブース使用料で催事全体は数千万円規模の事業となり、広告に多額の費用をかけることもできた。結果として、少なくとも公募展1日あたりの来場者を凌駕する集客を実現したのである。1人の芸術家としてはブース使用料負担が厳しいアートフェア、とは言え作品はできるだけ多くの人に観てもらいたい、それは彼らの正直な気持ちだった。仮に同様の出費で個展やグループ展を画廊で開いたとしても、来場者数は桁違いである。
個展中心、または公募展だけが発表の場であった芸術家にとって大舞台への参加は刺激的なものとなった。この背景から、個人参加型アートフェア開催は注視すべきものであったし、開催後もその継続を望む芸術家たちの声は多かった。しかしバブル景気の急激な後退は美術市場も直撃し、「企業メセナ」という言葉も支援されるべき芸術家の期待と作品を取り残して消え去り、アートフェアはその意義だけを伝えて幕を閉じた。長く続いた不況下の当時にその再興を望んでも、個人レベルでは賄いきれない巨額予算のイベント実現は不可能。このような状況下に企画されたのが「OASIS」だった。
第17回 OASIS 2012
| 名 称 | 大阪 第17回オアシス2012 ローマ OASIS in Rome 2012 |
|---|---|
| 会 期 | 大阪 2012年5月25日~27日 ローマ 2012年6月19日~21日 |
| 会 場 | 大阪 OBPツイン21アトリウム (大阪・京橋) ローマ ローマ市立現代美術館テスタッチオ (予定) |
| 主 催 | オアシス実行委員会 |
| 後援予定 | 文化庁/大阪府/大阪市/在大阪イタリア総領事館/在京都フランス総領事館/モナコ政府観光会議局/大阪ユネスコ協会/ユネスコ公認国際美術連盟モナコ公国委員会/アンバサド・アンテルナショナル・デザール/アリタリア航空/A.M.S.C./ローマ市/在イタリア日本大使館/ローマ日本文化会館/アリタリア航空 |
| 運 営 | 株式会社 麗人社 |
| 総合監修 | ジャンフランソワ・ラリュー アルフォンソ・ゴンサレス=カレーロ |
| ローマ展監修 | クラウディオ・バニョーニ |
「21世紀のルネサンス」で震災復興を。
ルネサンス。日本人にとっても、非常に馴染み深い言葉でしょう。ルネサンスから連想するのは、レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロ、ラファエロなどの大芸術家たち。そして「復興」や「再生」という意味です。今回で17回目となる「OASIS」は、2011年3月に東日本でおきた大災害も踏まえ、この言葉をテーマとします。 ここに集うアーティストたちは、過去の偉大な芸術家たちと同様、既存の美術を乗り越え、新しい美の基準を打ち立てるべく日々真摯に格闘しています。「OASIS」の出展作家の中から、数年後、数百年後に“21世紀のダ・ヴィンチ”や“21世紀のミケランジェロ”と呼ばれるような存在が生まれるかも知れないといえば少々大袈裟でしょうか。しかし可能性はあるはずです。 2012年の「OASIS」海外展開催地はローマです。この展覧会を運営する側として、古い芸術・文化を尊重しつつ、現代的な表現を模索する現地のアーティストと交流を図ることで、日本から参加するアーティストの中にも新しい創作の芽が育ち、より深化した「再生」が生まれることを祈念しています。 |
| オアシス実行委員長 野口 和男 |
第16回 OASIS 2011の模様《文化庁「関西元気文化圏」参加事業》
| 名 称 | 第16回 オアシス 2011 |
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| 会 期 | 2011年5月20日~22日 |
| 会 場 | OBPツイン21(大阪市中央区) |
| 主 催 | OASIS実行委員会 |
| 後 援 | 文化庁/大阪府/大阪市/在京都フランス総領事館/ モナコ政府観光会議局/大阪ユネスコ協会/ ユネスコ公認国際美術連盟モナコ公国委員会/ アンバサド・アンテルナショナル・デザール/ A.M.S.C. |
| 協 力 | フランス芸術家協会(ル・サロン) |
| 運 営 | 株式会社 麗人社 |
| 総合監修 | クリスチャン・ビエ アルフォンソ・ゴンサレス=カレーロ・ゴンサレス 長谷川栄 中野中 |
「アートのそこぢから」で震災復興を。
大阪市中央区の「ツイン21」で1996年から毎年開催されている大阪の春を彩る芸術祭「OASIS」。今回で16回目を迎えるこのOASISは、Osaka Art Show of International Selectionsの頭文字、そして「人の心をアートで潤し、この場所を心のオアシスにする」というふたつの意味で名付けられました。
今年の「OASIS」は、メインテーマを「もうひとつのジャポニスム」として企画されました。しかし図らずもこのイベント準備を開始した3月に、未曾有の大震災に日本は見舞われました。そこで急遽サブテーマを「アートのそこぢから」とし、アートの持つ「力」、すなわちアートが人の心に平穏で楽しい日々を想起させる「力」が、復興を支援する「皆さんの心の力」になってほしい、そんな願いをそこに込めたのです。
こうして「第16回OASIS 2011」では、「Artist Scrambleチャリティ展」を実施することになりました、会場全体は例年同様OASISとして予定通りの展示をしておりますが、中央の赤い壁のブースをチャリティ展のエリアに設定。一部アーティストの好意で寄付された作品を展示し、アーティストに許可をいただき破格での販売を行いました。多くの来場者の賛同を得、一定の結果を残すことができました。なお、このエリアでの売上げは全額被災地への寄付金とさせていただきます。
5月20日(金)~22日(日)の3日間開催された第16回 オアシス 2011。芸術を鑑賞するだけにとどまらず、芸術を通して「心のオアシス」を感じてもらえるよう会場ではフランス芸術家協会(ル・サロン)会長クリスチャン・ビエ氏による「ライブペインティング」など様々な催しが実施され、今年も多くの来場者で溢れていました。
OASIS in Paris 2011の模様
| 名 称 | OASIS in Paris 2011 |
|---|---|
| 会 期 | 2011年7月1日~3日 |
| 会 場 | パリ パレ・デ・コングレ/ パリ・ホール (パリ・ポルトマイヨー) |
| 主 催 | オアシス実行委員会 |
| 共 催 | フランス芸術家協会(ル・サロン) |
| 後 援 | 大阪ユネスコ協会/A.M.S.C. |
| 協 力 | Artist Scramble |
| 総合監修 | クリスチャン・ビエ ミッシェル・キング |
日仏の美術による国際交流
2008年に続いて、芸術の都・パリで開催された今年のオアシス国際展「OASIS in Paris 2011」。フランス芸術家協会(ル・サロン)と日本のアーティストたちとの競演を祝うかのように、3日間の会期中は爽やかな晴天が続きました。会場となったパレ・デ・コングレは、凱旋門にも近いパリ17区にある国際会議場。訪れた来場者の多くが日仏両国の優れたアート作品を堪能していました。また、展覧会初日のオープニング・セレモニーにはフランス美術界を代表するそうそうたる顔ぶれが集まりました。
赤木曠児郎氏の推奨により、古くからパリで活躍している島田三郎氏などが所属しているNAC(在仏日本人会アーティストクラブ)が、オアシスパリ展に出展しました。また、パリ展の総合監修者を務めるミッシェル・キング氏、クリスチャン・ビエ氏が会場を巡回。作品1点1点について詳しく寸評を行いました。両総合監修者による的確な言葉は、公式ツアーに参加したアーティスト自身の制作に活かされることでしょう。
「OASIS in Paris 2011」は、フランス芸術家協会と日本のアーティストとの合同展。とても重要な機会だったと思います。さまざまな表現方法が試みられたバラエティ豊かな展覧会であり、日本のアーティストはバリエーションに富んだ技術を持っており、技巧が繊細で、表現もまた繊細だと感じました。芸術による国際交流は非常に良いことであり、今後も交流と友情の場を広げて行きたいと思います。
フランス芸術家協会会長、彫刻家
ヴィヴィアンヌ・ギベ


