美術屋・百兵衛Art Dealer HYAKUBE

"美術屋・百兵衛とは?"

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彼は架空の人物です。時は江戸。

松尾芭蕉や水戸黄門のように健脚で元気な、そして美術商を生業とする太ったお爺さんをイメージして百兵衛と名付けました。

彼は浮世絵、書画の掛軸、焼物、南蛮渡来の美術品、そして芝居やおいしいものも大好きで毎日全国を訪ね歩いています。 しかし全国達成にはどうも一生かかりそうです。

もし何かの拍子に彼が江戸から平成の今にタイムスリップしたら. . .その百兵衛爺さんが今私たちの目の前に現れた、と思ってください。当時は歩いて旅をしました。それはそれは長い時間をかけて。今は車や電車、時には飛行機で全国どこにでもその日のうちに行くことができます。江戸から平成に来た彼にとってはカルチャーショック、というよりは知らなかった楽しい事だらけ。地方の文化、今の美術や料理、いろんな催し、とにかく気になるものを見つけては、つい皆にそのことを言いたくなったので雑誌を出すことにしました。

彼はこれから47都道府県を周ります。

ただし、その観光案内はたくさんある旅行雑誌にお任せして、百兵衛の視点で「面白い」、そう感じたものを紹介するのがこの美術屋・百兵衛。知ってるようで意外と知らなかったことが見つかるかもしれません。


特集:香川文化孝

 

「美術屋・百兵衛」の原点は、特に美術に興味のない人にも文化全般の記事から自然に美術の世界に入ってきてもらいたい、そんな想いを抱いたこと。そして偶然訪れた新潟市歴史博物館で、地方文化の面白さを再発見したことでした。地方には、全国に知らされていない情報も無数にあるはず。そこで地方文化と美術をおりまぜて、各号で47都道府県を特集してみようということになったのです。

2012年冬号の特集は、温暖小雨、気候温和、明るい瀬戸内海の気候に恵まれた香川県。
美しい自然と暮らしやすい環境の香川県だから、約2万年前から人が定住し、現在に至るまで様々な芸術、文化が栄えてきた。
世界的な注目を浴びる「直島」を始め、猪熊弦一郎美術館、東山魁夷せとうち美術館などという施設が集まり、今や新しいアートのメッカだといえるだろう。
また、こんぴらさんという愛称で知られる金比羅参りや、香川漆芸、庵治石、丸亀うちわ、人気のご当地グルメの讃岐うどん特集まで。

さらに巻頭特集として、REIJINSHA GALLERY, Tokyoで個展を開催される、工藤村正氏を取り上げています。
現在ロサンゼルスで活躍する、大胆かつ繊細なラインで描く工藤氏の作品を多く取り上げています。
寒さも吹き飛ぶ、熱いアートの風が吹く、とっておきの一冊です。


特集:香川文化孝ー東山魁夷せとうち美術館

"美術とは?"

人間原初の行為から、たべる、うたう、おどる、などと同じく「つくる、かく」があり、古今東西を問わず美術は文化として普遍的なものなのに、なぜか「難解&高価」というイメージを持つ人が多数存在します。しかし、画廊に行けば作品を買わなくても様々な作品が観られるし、美術館は行ってみると皆さんを楽しませる、そして教養を深めさせてくれるたくさんの工夫がこらされています。「美術屋・百兵衛」は、そんな展覧会のような少しばかりお得で、面白く、そしてタメになる雑誌を目指しています。


巻頭特集:工藤村正

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「美術屋・百兵衛」2011年秋号

  • 2012年1月11日発行
  • 発行人:野口和男
  • 装丁:A5サイズ/248ページ/カラー(一部2色刷)
  • 発行元:株式会社 麗人社
  • 発売元:株式会社 ギャラリーステーション
  • 印刷・製本:株式会社 ケーエスアイ
  • 価格:500円(税込)

●全国の書店にて好評発売中

 

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