美術家ストーリー
The stories of artists

01.書術家 弦川武山

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世界で最も有名な公募展、フランスの「ル・サロン」。世界中のアート関係者の注目が集まるこの展覧会において2007年、2008年と2年連続で自らの技を披露した日本人アーティストがいる。
それが、ここで紹介する書術家の弦川武山だ。

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弦川が麗人社と初めて関わったのは1995年のこと。この年、フランスのカンヌで開催された「第4回カンヌ日本文化フェスティバル」に30名の日仏親善文化大使の一人として選ばれた弦川は、カンヌ映画祭のメイン会場として知られる「パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ」で初めて海外でのデモンストレーションに挑戦した。そして、当時このカンヌ日本文化フェスティバルの美術部門を企画・運営していたのが麗人社だった。

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弦川がル・サロンという世界の檜舞台に袴姿で登場するきっかけとなったのも、やはり麗人社。彼は麗人社を介して既にル・サロンへの入選を果たしていた。しかし同社が大阪で開催した展覧会「第12回 OASIS 2007」の総合監修者として来日したフランス芸術家協会会長クリスチャン・ビエ氏(現名誉会長)が、会場で流されていたこの書術家のデモンストレーション・ビデオを見て、その場でル・サロンでのデモンストレーションを依頼したのである。

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弦川 武山弦川と麗人社の付き合いは、すでに15年にも及ぶ。互いの厚い信頼が、これほど長く深い関係を育んできたのだ。
 弦川はこう語る。

「優れた日本の美術をできるだけ多く海外の方に見ていただくという、野口社長の考え方に大変共感しています。また、開発途上国より芸術性の高いフランスなどヨーロッパ諸国に比重をかけて、展覧会を開くという方針も納得できます。麗人社とのお付き合いがきっかけで、私はヨーロッパでデモンストレーションを行なうだけではなく、作品が評価され、さらに現地のギャラリストなど美術関係者とコミュニケーションを取ることもできました。でも少しだけ注文をつけるとすれば、現地や知り合った関係者との関係を次のチャンスにどうつなげていくか。麗人社の次なる一手に期待しています」。

弦川 武山

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