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第22回
オアシス 2017 

「現代人の渇いた心を、珠玉のアートで潤したい」という想いから1996年にスタートし、今では関西最大級の国際美術展となった「OASIS」。
22回目を迎えた今年のOASISでは、日本を中心にフランス、スペイン、モナコの4ヶ国から集まってきた様々なジャンルの素晴らしい作品の数々が、アーティストと鑑賞者、アーティストとアーティストとを国境を越えて繋ぎ、アートによる国際交流を生み出す3日間となりました。
今回の会場は展示壁の色を黒に統一。静かで落ち着いた印象を与える黒の壁が作品を引き立てるため、来場者からは「作品鑑賞に集中できる」「天井が開いた美術館のようだった」と好評でした。
会場では作品の展示以外にも、昨年に続いてワークショップが実施され、気軽にアートを体験しようという老若男女が参加。出展者と来場者が一緒にアートを楽しんでいました。それが、「社会と美術界の架け橋」でもあるOASISの役割でもあり、熱心な美術ファンで盛り上がっていました。会期の3日間すべてが晴天に恵まれ、大勢の来場者で賑わった第22回 OASIS 2017。この一大美術イベントは今年も大盛況のうちに幕を下ろし、既に来年の計画が始まっています。

名 称

第22回 オアシス 2017
OASIS 2017

会 期

2017年5月19日(金)〜5月21日(日)

会 場

OBPツイン21アトリウム(大阪・京橋)

主 催

オアシス実行委員会

運 営

株式会社麗人社

後 援

文化庁/大阪府/大阪市/大阪市教育委員会/公益財団法人大阪観光局/モナコ政府観光会議局/NPO法人大阪ユネスコ協会/公益財団法人関西・大阪21世紀協会/株式会社共同通信社/ホルベイン工業株式会社/ホルベイン画材株式会社/松田油絵具株式会社/株式会社ターレンスジャパン/ユネスコ公認国際美術連盟モナコ公国委員会/アンバサド・アンテルナショナル・デザール/A.M.S.C.

協 賛

株式会社パズル

協 力

関西活性化プロジェクト

総合監修

アルフォンソ・ゴンサレス=カレーロ/アラン・バザール

展覧会総評

◆アルフォンソ・ゴンサレス=カレーロ氏(OASIS総合監修者)
今回のOASISは、例年よりも更に良い展覧会であったと思います。新しい参加者も増え、新たな風が吹いているように感じました。日本側の出展作品の質も上がっています。大きな駅から近いという立地、そして広いスペースなど、会場についても申し分ありません。1回あるいは数回程度で終わる美術展覧会が多い中、このOASISは22回も続いてきました。美術の世界で、これは本当に難しい事です。声を大にして自慢しても良いのではないでしょうか。

◆アラン・バザール氏(OASIS総合監修者)
OASISはとても洗練された展覧会であり、あらゆるジャンルの作品が出展されていたことは良かったですね。美術書籍『Art Maison International』の中で過去に私が論評した作品の実物に出会えて、大いに感激しました。
評論文を書く際に見た資料より、もっと良い印象を実際の作品から受けたほどです。個人的には書のいくつかの作品が印象的でした。活き活きとした生命力が感じられ、フランス人の私から見ても、とても優美だと思います。

◆カルメン・アラゴン氏(スペイン美術評論家協会会員)
OASISには毎年スペイン側アーティストのコーディネーターとして参加してきましたが、今年の展示はここ数年で最も良かったです。背景が黒いパネルに変わったことで、作品自体がよりはっきりと見え、その世界の中に入り込みやすくなりました。建物の上の階から会場全体を見渡すと、開放的な美術館になったように感じます。作品のクオリティも上がりました。今回のスペイン側のアーティストは女性だけに絞ってみましたが、いかがでしたでしょうか?

国内外の美術展への作品発表
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